第1回 SCSS試験加速器の利用に関するワークショップ
日時: 2007年6月7日(木)13:00〜17:00
場所: 新東京ビル7階 理化学研究所 東京連絡事務所
主催: 理研・JASRI X線自由電子レーザー計画合同推進本部 利用グループ
開催趣旨
 X線自由電子レーザー(XFEL)は、国家基幹技術として平成18年度から22年度の5年間にわたって建設が進められている。XFELの動作原理検証のため、理化学研究所と高輝度光科学研究センターは、平成17年度にプロトタイプ真空紫外自由電子レーザーを建設し、平成18年6月には、真空紫外光(波長49ナノメートル)のレーザー発振を確認した。プロトタイプレーザーは、他に類をみない高パワーの真空紫外光を発生可能なことから、加速器の研究開発にとどまらず、光科学分野の利用研究に貢献することが強く期待されている。また、XFELの完成後の迅速な利用研究開始のためにも、プロトタイプレーザーを用いた基盤技術整備や、実験手法の研究開発は非常に重要である。これらの目的のため、文部科学省X線自由電子レーザー利用推進研究課題においても、プロトタイプレーザーの利用の準備が進められている。
 本ワークショップでは、プロトタイプレーザーの早期の利用に向けて、施設者・利用者を交えて実務的な協議を行うことを目的とする。具体的には、整備・開発が必要な項目の洗い出し、共通基盤技術の展望、ポンプ・プローブ同期実験用レーザーの検討などの項目について議論を行い、今後の予算措置についての基礎資料整備の一助としたい。
第1部 施設・共通技術
(1)はじめに 13:00-13:10 理研  石川哲也
(2)施設・共通基盤技術の概要 13:10-13:30 理研  矢橋牧名  
(3)タイミング・レーザー技術 13:30-13:50 理研  玉作賢治  
(4)プロトタイプ真空紫外レーザーの集光技術 13:50-14:10 阪大  山内和人  
-休憩-
第2部 利用実験
(5)XFEL光源による分子およびクラスターの構造
  とダイナミクス
14:30-14:50 東大  山内 薫   
(6)高エネルギー密度状態を利用した新しいX線
  光学
14:50-15:10 電通大 米田仁紀
(7)イメージング検出器を用いた時間分解光電子
  分光
15:10-15:30 理研  鈴木俊法
(8)コヒーレント散乱測定 15:30-15:50 理研  西野吉則  
(9)高い対称性をもつ超原子クラスターの電子
  状態とダイナミクス
15:50-16:10 慶應大 中嶋 敦  
-休憩-
第3部 総合討論 16:30-17:00           
プログラム